Life is very short

人生なんてあっちゅうま

映画

鬼畜(映画)

待望の<鬼畜>を鑑賞した。 taipuri.hatenablog.com いやー面白かった。 映画の前半部分は、妾が産んだ子供(3人)を置き去りにされて、あたふたする男の姿が描かれており、ともすれば、喜劇のような雰囲気なんだけれど、だんだんと話が進んでいくにつれて…

疑惑

実際にあった事件をヒントにした松本清張原作のサスペンス映画。 夫婦が乗っていた自動車が海に転落し、夫は死亡、妻だけが助かる。 夫には3億円の保険金がかけられており、自動車事故と見せかけた殺人容疑で妻が逮捕される。 そして、その妻役を演じるのが…

勝利と敗北

特に観たいと思って、観たわけじゃないけれど、テレビをつけたら、たまたまCSの日本映画専門チャンネルでやっていたので、何故か最後まで観てしまった。 荒くれ者の<本郷功次郎>が改心して、先輩ボクサーの<川口浩>と全日本ライト級のタイトルを賭けて拳…

スプラッシュ

幼き頃に人魚(少女)に助けられた少年が20年の歳月を経て、その人魚に再会し恋に落ちるというファンタジーをふんだんに盛り込んだラブストーリー。 CSで放映していたので、久しぶりに鑑賞。 主演はまだ初々しさが残るトム・ハンクスとキュートさがハンパな…

新幹線大爆破

X(旧twitter)のトレンドワードで今日の放映(BS12)を知る。 放映開始時刻がとっくに過ぎていたので、途中からの参戦となったけれど、ついついラストまで見入ってしまった。 主演は高倉健と宇津井健。 公開当時<ダブル健主演>と見出しが躍ったかどうか…

死亡遊戯

ブルース・リーの急逝により、最後の格闘シーン(一部)を除いて未完成であったものを過去の出演作のアップシーンを挿入したり、そっくりさんを出演させたりと何とか強引に完成までこぎ着けたツギハギ映画。 今回、初めて観たのだけれど、ここまでヒドい映画…

罪の声

1984年から1985年にかけて、世間を震撼させたグリコ・森永事件をモチーフにした作品(映画)。 一応、フィクションと謳っているものの、史実に基づいて描かれているため、犯人、結末ともに、事実だったのではないかと思わせるようなリアリティさがある。 物…

トキワ荘の青春

現在の漫画界の礎を築いたレジェンド漫画家たちの若き日の姿を描いた青春物語。 本木雅弘演じる<寺田ヒロオ>を軸として、話は終始、静寂の中で進んでいく。 観るのはこれで2回目。 最初に観たのは確か、20代の頃だったと思う。 同じくトキワ荘を題材とした…

遙かなる山の呼び声

以前から観たいと思いつつ、中々観る機会がなかったのだけれど、たまたまCSでやっていたので、鑑賞した。 警察から追われている男と牧場を営む未亡人の束の間の愛と別れの物語。 出演は「幸福の黄色いハンカチ」で夫婦役を演じた高倉健と倍賞千恵子。 そして…

容疑者Xの献身

言わずと知れた東野圭吾の直木賞受賞作を映画化したもの。 先日の「沈黙のパレード」同様、CSでやっていたので久しぶりに鑑賞。 トリックは何度見ても秀悦。 そして、悲壮感漂う堤真一の演技が素晴らしい。 特に最後の慟哭シーンは涙を誘う。 そして、いつも…

沈黙のパレード

ガリレオシリーズの映画化第3弾。 CSでやっていたのでまったりと観賞。 随分前に原作の方は読んだことがあったものの、映像として見るとやはり印象が全然違う。 まあ、映画化となると、端折ってる部分もあるからね。 でも、十分に楽しめた。 観賞する前から…

11人いる!

タイトル自体は昔から耳にしつつも、当時はそれほど見てみたいと言う欲求はなかった。 しかし、ここ数日、ある人がSNS上であまりにも大絶賛するものだから、何だか興味が湧いてきて、見ることにした。 と言っても、漫画の方ではなく、アニメ映画の方。 今か…

Mr.Boo(ミスター・ブー)

例のごとく、ケーブルテレビのオンデマンドでやっていたので、懐かしさのあまり、つい見てしまった。 吹き替えがないオリジナル版を見たのは今回が初めて。 主演はホイ3兄弟の長男、マイケル・ホイ。 そして、その脇を固めるのが、リッキー・ホイとサミュエ…

君よ憤怒の河を渉れ

加入しているケーブルテレビのオンデマンドでたまたまやっていたので、鑑賞してみた。 身に覚えのない罪を着せられた男が自分の潔白を証明すべく奮闘する話。 一言で言えば、70年代の大作と呼ばれる映画にありがちな突っ込みどころ満載の映画である。 着ぐる…

ルパンVS複製人間

「ルパン三世」の劇場映画第1作。 加入しているケーブルテレビのオンデマンドで初視聴。 2作目の「カリオストロの城」があまりにも有名すぎるため、認知度が低い感は否めない。 しかし、本来の「ルパン三世」のキャラクターが描かれていて、とても楽しめた。…

人間の証明

CSでやっていたので鑑賞。 これまで、断片的には見たことはあったけれど、通しで見たのは今回が初めて。 当時、映画評論家がこぞって、本作を酷評していたみたいだけど、それも納得かも。 所々、良いシーンもあるけれど、全体を通してみると、粗が際立つ。 …

転校生

十何年ぶりに鑑賞。 ノスタルジックな雰囲気が色濃く残る<尾道>を舞台に、ある日男女の体(というか心?)が入れ替わってしまい、お互い自分の体に戸惑いながらも、最後はちょっぴり切なくなる青春映画の佳作。 やはり、この映画で特筆すべき点というと、…

魅惑の声

先日、BSでジャッキー・チェンの「酔拳」をやっていたので、ついつい見入ってしまった。 「酔拳」は僕がジャッキーにのめり込むきっかけとなった映画だ。 千鳥足になりながら、<酔拳>をまねたことはもちろんのこと、映画に登場する<鶴の拳>、<虎の拳>…

家族ゲーム

CSでたまたま放映していたので、久しぶりに鑑賞。 遠い昔、初めてこの映画を見た時、アンニュイとでも表現すべきか、全体的に『かったるい映画だな』としか感じなかった。 しかし、年齢を重ねて、改めて見てみると遅まきながら傑作所以たることに気付かされ…

ロケ地

最近、ロケ地の今昔比較の動画をよく見ている。 当該映画或いはドラマに思い入れがあると、ロケ地の様変わりに一抹の寂しさを感じる。 反対に撮影当時の建物がまだ存在していると知ることができた時は、嬉しさもひとしおだ。 僕が好きな石坂金田一の「犬神家…

怪優逝く

一昨日、俳優の三谷昇氏の訃報を目にする。失礼ながら、もう既に鬼籍に入っていると思っていたので、享年90歳だと聞いて、ちょっと驚いた。 三谷氏が演じる役は、総じて一癖も二癖もあるインパクトの強いものが多かった。 たとえ、出演時間が短くとも、一瞬…

太陽を盗んだ男

無気力な中学教師の男が原爆を作って、政府を相手に次々と壮大な要求をしていくお話。 出演は沢田研二、菅原文太ほか。 この映画の主人公である城戸誠(沢田研二)が風船ガムを膨らませ、双眼鏡から原子力発電所をロングショットで覗き込んでいる冒頭シーン…

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実

三島由紀夫が東大全共闘の待つ東大駒場キャンパス(900番教室)に単独で乗り込み、彼らと討論バトルを繰り広げるドキュメンタリー映画。 当時の映像と三島と所縁の深かった人たちの談話を交えながら、ストーリーは進んでゆく。 討論で飛び交う言葉はニュアン…

ひまわり

映画タイトルは以前から知ってはいたものの、今回が初鑑賞。 出演はソフィア・ローレン、マルチェロ・マストロヤンニ ほか。 公開年は1970年だから、約半世紀前の作品。 戦争で引き裂かれた夫婦の悲哀を描いている。 率直に言って、個人的には世間の評価ほど…

ドライブ・マイ・カー

遅まきながら、鑑賞。 登場人物たちの心情が絡み合う、小説で言えば、純文学のような作品。 純粋な娯楽映画が好きな人にとっては、約3時間の長編映画ゆえに、退屈極まりない内容かもしれない。 個人的には、主人公家福の専属運転手である渡利みさき役を演じ…

色褪せない

久しぶりに「カリオストロの城」を鑑賞。 半年に1度の割合で定期的に見たくなる。 好きなシーンはたくさんあるけれど、やはり、冒頭の偽札が空に舞い上がって、「炎のたからもの」のイントロが流れる個所が一番ワクワクする。 これは年齢を重ねた今でも、全…

ビー・バップ・ハイスクール

公開当時、映画館で見たことを思い出す。 この映画を見に行った理由は、特段、自分自身が”不良に憧れていた”と言うわけではなく、「まあ、話のネタ程度になればいいかな」と言う軽い気持ちだったと記憶している。 と言っても、当時、ビー・バップは不良の間…

映画

最近、ご無沙汰であった映画を鑑賞。 気が付けば、立て続けに二本見てしまった。 1本目は「砂の器」 2本目は「岬の兄妹」 両作品とも端的に言うと、不幸な生い立ちと境遇に主人公が翻弄されていく内容だけど、どちらも概ね面白かった。 今年はシナリオコンク…

ジャッキー・チェン

今日、久しぶりにCATVでジャッキー・チェンの映画を見た。 タイトルは「クレイジーモンキー笑拳」 少しだけ見るつもりが懐かしくもあって、ついつい見入ってしまった。 御多分に漏れず、自分も小中学生の頃はジャッキーに熱中した。 剛のブルース・リーに対…

お好みのストーリー

「カリオストロの城(1979)」 「スプラッシュ(1984)」 「ヨーロッパ特急(1984)」 「天空の城ラピュタ(1986)」 共通しているのがお姫様(人魚)を悪者から守るために主人公(男)が奮闘する物語。 どの映画もエンディングに心地よい余韻を残してくれる…