Life is very short

人生なんてあっちゅうま

ひまわり

 

映画タイトルは以前から知ってはいたものの、今回が初鑑賞。

 

出演はソフィア・ローレンマルチェロ・マストロヤンニ ほか。

 

公開年は1970年だから、約半世紀前の作品。

 

戦争で引き裂かれた夫婦の悲哀を描いている。

 

率直に言って、個人的には世間の評価ほど感動はしなかった。

 

というのも、夫婦の最初の出会いからして何となく軽っぽいし、結婚の理由も兵役を先延ばししたいがための(結婚)休暇目的だし、本当はお互い愛し合ってるんだろうけど、それは単なる上辺だけに映ってしまい、真の愛情が画面から伝わってこなかった。

 

ゆえにこの夫婦にそれほど感情移入できなかった。

 

と言っても、妻を演じるソフィア・ローレンが異国(夫の出征地)で夫(現地で結婚し子供までいる)と再会するやいなや、自分の感情を抑えきれず、飛び乗った汽車の中で慟哭する場面はさすがに胸を打った。

 

二人の出会いや結婚生活がもう少し丹念に描かれていたら、また、違った感情が芽生えたかも知れない。

 

ちなみに個人的にはソフィア・ローレンよりも夫の異国での結婚相手(マーシャ)を演じたリュドミラ・サベーリエワの方がタイプかな。

 

だから、そこだけは夫の気持ちがわかるぞ(笑)