「ルパン三世」の劇場映画第1作。
加入しているケーブルテレビのオンデマンドで初視聴。
2作目の「カリオストロの城」があまりにも有名すぎるため、認知度が低い感は否めない。
しかし、本来の「ルパン三世」のキャラクターが描かれていて、とても楽しめた。
もちろん、「カリオストロの城」の<やさしいおじさん>を演じるルパンは好きだけど、本作のようなハードボイルドを貫くルパンもカッコよく、実に見ごたえがあった。
そして、不二子についても「カリオストロの城」では決して見ることのできないフェロモンたっぷりの演技は必見である。
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と書きつつも、本作を見終わって、やっぱり、「カリオストロの城」の方が自分の好みのテイストであることを再認識した。
しかし、一つ言えることは、本作が「カリオストロの城」と比べても、優るとも劣らないクオリティーに仕上がっていることは間違いない。