X(旧twitter)のトレンドワードで今日の放映(BS12)を知る。
放映開始時刻がとっくに過ぎていたので、途中からの参戦となったけれど、ついついラストまで見入ってしまった。
公開当時<ダブル健主演>と見出しが躍ったかどうかは定かじゃないけれど・・・
そして、監督は<ミスター超大作>こと佐藤純彌。
そういえば、以前、記事にも書いたことがある<人間の証明>と<君よ憤怒の河を渉れ>も佐藤作品だった。
いずれの映画もスケールが大きくて、キャストも超豪華な顔ぶれなんだけれど、映画の内容は今ひとつだった。
そして、今回の<新幹線大爆破>もそういうニオイが漂っている。
所々、良いシーンもあるけれど、新幹線の引きの画は模型な上に、ツッコミどころも多く、映画全体の評価(クオリティ)としては、イマイチであることは否めない。
まあ、50年前の映画だから、仕方ない面はあるのだけれど、ストーリーとしては面白いので、CGやAIを駆使して、現代版にリメイクするのもアリかも知れない。
あと、出演者に目を向けると、高倉健は、相変わらず高倉健のままだったし、宇津井健も大映テレビ仕込みの熱い演技を見せてくれている。
そして、粋な演出と言ったらいいのか、千葉兄弟(千葉真一、千葉治郎)の新幹線並走はちょっと笑ったけれど。
いずれにしろ、昭和テイスト満載のダイナミック溢れる映画だった。