ここしばらく見かけることのなかった<謎の美女>がまた、早朝にジムに現れるようになった。
しかし、何だか違和感を覚える・・・
うん?
・・・わかったぞ。
遠く離れていても、鼻孔をくすぐる、あの独特の香りが全然しないのだ。
擦れ違った際も、微かな香りがするだけ。
何だか<謎の美女>らしくない。
どうしちまった、<謎の美女>よ!
もしかすると、周囲の近しい人に何か言われてしまったのかも知れない。
「香りがキツイとか、強いとか」
確かに”あの香り”はキツすぎて、嫌悪感を抱く人がいてもおかしくはない。
いわゆる<スメルハラスメント>というやつ。
案外自分の匂いって、わからないものだからね。
しかし、<謎の美女>が放つあの独特な匂い、僕は結構好きだったんだけどなあ。
以前にもこのブログに書いたけれども、授業参観日でお母さんたちが放つあの強烈な香水の匂いも嫌いじゃなかったから。
まあ、いずれにしろ、香りはともかく、<謎の美女>の姿が見られるだけでも、ありがたく思わないとね(笑)