Life is very short

人生なんてあっちゅうま

授業参観日

 

お母さんたちの入り混じった香水の匂い。

 

大抵の友達は「臭い、臭い」って、騒いでいたけれど、自分はあの匂い、案外好きだったんだよね。

 

でも、ひとりだけ好きって言うのも周りから白い目で見られそうだし、だから、意に反して、自分も「臭い、臭い」って騒いでたっけ。

 

まあ、例えるならば、本当はその女の子が好きなくせに、なぜか周りの男子には人気がなくて、自分も同調して、さも好みじゃないみたいな態度を取っているような。

 

そんな思い出。