今朝、久しぶりに<謎の美女>に遭遇した。
もう、かれこれ3週間は見かけていなかったんじゃないだろうか。
だから、今朝、見かけるまで、すっかり彼女のことは頭の中から消え失せていた。
うちのジムは、無人営業時間内は更衣室を使うことができないため、一旦、荷物はトレーニングルーム内にある簡易ロッカーに入れておき、有人営業時間に切り替わったタイミングで荷物を更衣室へ移動させている。
で、荷物を移動させ終わって、更衣室を出て、女子の更衣室の出入口に差し掛かった時、”嗅ぎ覚え”のある匂いが僕の鼻孔をくすぐった。
「うん?謎の美女?」
咄嗟に彼女の姿が思い浮かぶ。
しかし、”嗅ぎ覚え”があるとはいえ、姿を見るまでは、少し確信が持てなかったけれど、恐らく9割9分来ているはずだ。
ちなみに更衣室(男女ともに)は3階、トレーニングルームは2階にあるのだけれど、ここまで、強烈な匂いを残すとは、<謎の美女>、恐るべし。
そして、トレーニングルームへ戻ると、案の定、<謎の美女>はトレーニングの真っ最中だった。
彼女の姿を見て、少し安堵する。
自分の臭覚もまんざらじゃないと。
しかし、僕だけじゃなく、周りにいる他の利用者も<謎の美女>と<(彼女の)匂い>を一致させているのだろうか。
特に女性は男性に比べると、匂いに関して敏感だから、きっと一致させているだろう。
わからんけれど。
ちなみに、<謎の美女>の参上以降、いつも以上に筋トレに熱が入ったことは言うまでもない。