朝、ジムへ行く道すがら、犬を連れて散歩をしている人を良く目にする。
飼い主のそばをテクテク歩く犬の健気な姿を見ていると、自分も飼いたい衝動に駆られる。
ただ、実際に飼うとなると、それなりの覚悟が必要だ。
世話をするために、日々の行動もある程度制限されてしまうだろう。
そして、一番危惧するのは亡くなった時の喪失感、いわゆる”ペットロス”に陥った時だ。
共に過ごす時間が長ければ長いほど、その代償は計り知れない。
それを考えてしまうとやっぱり躊躇せざるを得なくなってしまう。
しかし、それらのマイナス面を補うに余りある<癒し効果>があるのも事実だ。
一人暮らしの人に限って言うと、犬を飼っている人は飼っていない人よりも死亡リスクが33%も低減すると言うデータもあるぐらいだ。
”ペットロス”を覚悟するか、”癒し効果”を求めるか。
悩ましいところだ。