Life is very short

人生なんてあっちゅうま

自虐

 

先日、ジムの更衣室で老人3人のこんな会話を耳にした。

 

A「毎日来てるんでしょ?スゴイね」

B「だって、家に居ても何にもすることないからね」

C「わしも、家の中じゃ、粗大ゴミだよ」

A、B「・・・」

 

何だか<粗大ゴミ>というフレーズが妙に生々しい。

 

しばし、3人の間に沈黙が流れる。

 

老人2人も、きっと、どう返答すればいいか、わからなかったに違いない。

 

本人としては恐らく冗談で言ったんだろうけど、言葉にリアリティが滲む。

 

「もう、Cさん、またまた」と合いの手を入れる間柄ならば、まだいいんだけれど、3人の間にそういう関係性はどうも、窺えない。

 

きっと、ジムの中で会うだけの顔見知り程度の関係性だろう。

 

自虐を含む言葉は、場を盛り上げる際に一役買うこともあるけれど、時に相手を困惑させることもあるから、気を付けないとな。