今日は筋トレオフ日なので、久しぶりにサウナに出かける。
2回目のサウナが終わって、脱衣場に備え付けてある扇風機の前で涼んでいると、ご老人2人が、何やら立ち話をしていた。
特に聞くつもりもなかったけれど、否応なしに話し声が耳に入ってくる。
どうやら、片方のご老人が自身の大病を得々と語っているようだ
心臓にカテーテルを入れたとか、血流が悪くなったから、ふくらはぎが倍以上に膨れてしまったとか、いかに自分が危なかったことを相手に聞かせている。
相手も、「へー」とか「ほー」とか、しきりに感心している様子だ。
それに気分を良くしたのか、大病を語るご老人の舌も滑らかになってゆく。
人って言うのは、自分の病気でさえも、自慢の種にしてしまうものなのか。
しかし、自身の大病を語ることによって、相手に感心してもらったり、派手に驚いて欲しいんだろうなあ、きっと。
まあ、一種の武勇伝みたいなものだな。
自分も歳を取り、いつか、そんな自慢話をする日が来るんだろうか。
わからんけど。