適量のお酒は体に良いって、昔から言われているけれど、その定説も最近では疑われつつある。
最近の研究では、たとえ少量のお酒でも体に害を与えるらしい。
お酒の飲めない僕からしたら、大変喜ばしいニュースである反面、そんなことを一括りにして結論付けてもいいのかなと思うのも正直なところ。
確かに、僕みたいな分解酵素が極端に少ない人からしたら、少量でも有害であることは間違いないところだけれど、お酒の飲める(強い)人にとっては、適量であれば、これまでどおり恩恵を与えてくれるものではなかろうか。
現に毎日、晩酌を続けても、健康で長生きしている人はたくさんいるのだし。
結局のところ、酒が体に良いも悪いも個々の体質の問題であって、それを言ってしまえば、身も蓋もないから、とりあえずお酒は悪いものだと仕立てているだけじゃないかな。
と、えらそうなことを書いてしまったけれど、要は自分にとって、何が安全で何が危険であるかを知っておくことは大変重要なことである。
まさに【敵を知り己を知れば百戦危うからず】って、言ったところかな。