長年、ジムに通っていると自ずと顔見知りができてくる。
親しく話す間柄でもないのに、何となく"存在"が気になってしまう。
これは心理学で言うところの<単純接触効果>というものなのだろうか。
「単純接触効果」とは、繰り返し見たり、会ったり、接触回数が増えると親しみや親近感を覚えるという法則だ。
よく恋愛テクニックに用いられることでも有名である。
あれだけ頻繁にジムに来ていた人が、ある日を境にピタっと来なくなってしまうことがたまにあるのだけれど、何だかいろんなことを想像してしまい、心配になることがある。
これも<単純接触効果>の影響だろう。
まあ、別にジムでなくても、よく行く馴染みの店であれば、そう言う感情を自然と抱いてしまうものだ。
そう考えると、あらゆるところに<単純接触効果>は溢れている。