東京の市内局番が3桁から4桁になって、随分と久しい。
しかし、バイクで街中を走っていても、未だに看板などに市内局番を3桁のまま掲示している店を結構見かける。
廃業(廃墟)になっている店なら、まだしも、現在、営業中の店であるにもかかわらず、3桁の番号のままだ。
まあ、看板の取り換えにもお金がかかるし、面倒だから、そのまま放置しているんだろうけど、客商売としてはいかがなものか。
といっても、店をたたむこともなく、30年強も営業を継続できているということは、特段商売に支障も出ていないのだろう。
それだけ、電話番号の価値も昔に比べると、薄くなってきたと言える。
そして、そのような”3桁の看板たち”は、別の見方をすれば、ある種、昭和時代の遺産としての一端を担っていると言っていいのかもしれない。
ちょっと、大げさかな。