Life is very short

人生なんてあっちゅうま

棋王戦第3局

 

投了直前の伊藤匠七段の姿は、何だか気の毒で見ているのが憚れる思いだった。

 

それだけ、藤井聡太棋王の強さが際立った一局だった。

 

昨日の対戦で<藤井vs伊藤戦>がちょうど10局目になったのだけれど、藤井棋王相手に10局以上戦った棋士のうち、まだ勝ち星をあげていないのは、伊藤七段1人だけである。

 

本人としても、何とも歯痒い思いに違いない。

 

伊藤七段は次局負ければ、敗退決定だけれど、とにかく早く藤井棋王から1勝をあげたいところ。

 

今シリーズ敗退するにしても、1番返せれば、藤井棋王に対する(苦手)意識も変わってくるはず。

 

2人の闘いはこの棋王戦が終わりじゃなく、この先、何十年と続いていくのだから。