昨日の棋王戦に続き、連日、将棋三昧。
西山朋佳女流名人は前局で1勝を返し、今日の第4局に勝って、最終（第5）局に持ち込みたかったけれど、福間香奈女流四冠の巧みな指し回しに健闘虚しく、1期で女流名人を手放すことになった。
これで女流棋戦8つのうち、両者が四冠ずつ分け合っていたタイトルが、本日の福間女流の女流名人奪取で均衡が崩れる形になった。
しかし、西山女流も一つタイトルを失ったとは言え、依然トップの女流棋士であることには変わりない。
今回の勝敗で両者のタイトル戦における対戦戦績は福間女流の8勝、西山女流の7勝となり、まさに獲って、獲られたりの激闘が続いている。
場合によっては、来期、リターンマッチで両者が再び相まみえることも十分考えられる。
きっと、両者の存在が、お互いにいい刺激、モチベーションに繋がっているに違いない。
男性棋戦においても、＜福間vs西山＞のような藤井聡太八冠を脅かす＜真のライバル＞の出現を期待したい。
