Life is very short

人生なんてあっちゅうま

パパっこ

 

いつも参拝する神社の前には幹線道路が走っていて、横断歩道があるのだけれど、今朝もジムからの帰り、ちょうどその幹線道路に差し掛かる際、一組の家族連れが横断歩道の前で信号待ちをしていた。

 

お父さんが小さい女の子を胸に抱きかかえ、お母さんがベビーカーのハンドルを握っている。

 

そして、恐らく一番上のお姉ちゃん(10歳ぐらい)だと思うのだけれど、お父さんの2つあるズボンの後ろポケットにそれぞれ両手の指先を引っかけて、お父さんにくっ付くように立っていた。

 

お父さんにくっ付いている姿を見ていたら、よっぽどお父さんが好きなんだなと微笑ましい気持ちになった。

 

それから、程なくして、青信号になり、先の家族が横断歩道を渡り始めた矢先、お姉ちゃんが段差に躓いたのか、前方にこけそうになった。

 

しかし、お父さんの後ろポケットに指先を引っかけていたおかげで、こけることを免れたものの、前のめり状態になって、お父さんに引きずられる格好になった。

 

それに気づいたお母さんが「もう何やってんの、この子は!」とすごい剣幕で怒りだした。

 

一方、お父さんは、「どうした?」ぐらいの感じでただ振り向いただけ。

 

その一幕を見て、お父さんにくっ付いていた理由が何だかわかったような気がした。

 

お姉ちゃんにとって、お母さんは怖い存在なのかも知れない。

きっと、躾にも相当厳しいのだろう。

 

まあ、普段からお父さんよりも学校のことやその他、身の回りのことに関してはお母さんと接する方が多いから仕方ないのかも知れないけれど。

 

それにしても、横断歩道上でのお母さんの怒り具合には少しビビったけどね。