Life is very short

人生なんてあっちゅうま

街の移ろい

 

上京してから20年余り、一貫して同じ街に住んでいる。

 

上京当初は風呂なしアパートで確か家賃は46,000円だった。

 

クーラーも付いてなく、扇風機だけで夏を過ごすのは”忍耐”が必要だった。

 

当時は2階に住んでおり、洗濯機の水漏れで真下に住んでいた人に迷惑をかけてしまったこともあった。

 

まあ、今となっては"苦い思い出"だけど。

 

それから、駅周辺の再開発に伴い、立ち退きを余儀なくされた。

 

現在、その敷地には一際高いマンションが建ち、テナントが軒を連ねている。

 

そして、そのテナントの中に入っているジムに現在、通っているわけだ。

 

駅舎も木造平屋から高架構造に変貌を遂げ、上京当初の面影はどこにもない。

 

木造平屋時代は改札口付近に<たい焼き>や<焼きそば>などを売っているバラック小屋のような店があって、帰宅時にはよく買っていた。

 

現在はそんな風景もなく、時々キッチンカーのような車を目にするだけだ。

 

 

そういえば、昨年の10月に閉店した西友の建物の取り壊しが始まった。

 

taipuri.hatenablog.com

 

街が便利になっていく代わりに”思い出”が次々と消えていく。

 

時代の流れとは言え、やっぱり寂しいね。