Life is very short

人生なんてあっちゅうま

絶食

 

小学校の高学年にもなってくると、段々と周りの女子を意識し始めるようになって、子供なりに容姿に磨きをかけるようになってくる。

 

小学校の4年生くらいまで、太っているとは言わないまでも、少し体型がぽっちゃりしていた。

 

そして、小学校の5年生に上がる頃、そのぽっちゃり体型がすごく醜いように思えてきた。

 

加えて、ちょうどその頃、とても顔立ちが整った綺麗な女の子が転校してきたことで、ますます自分の体型が恥ずかしくなってきた。

 

「これは痩せるしかない」と思い、ダイエットを敢行した。

 

当時は子供でもあったし、栄養学の知識なんて全くなかったから、2日間絶食をした。

 

当然、親には心配されて理由を聞かれたけれど、適当にごまかした。

 

その後も時々絶食したり、夜に近所を走ったりと自分なりに努力した。

 

その甲斐あって、当時、身長が164cmあったのだけれど、46kgぐらいまで落とすことに成功した。

 

当時は女の子にかっこ良くみられることが最優先事項だった。

 

でも、成長期に絶食したのは今となっては少し後悔している。