Life is very short

人生なんてあっちゅうま

カップヌードルの思い出

 

今は亡き父親は、その昔、某乳酸菌飲料の会社に勤めていたのだけれど、その乳酸菌飲料の納入先の一つに某大手タイヤメーカーの工場があった。

 

自分が小学生のころ、夏休みになると、会社の営業用のトラックに同乗させてもらって、その工場への納入によく連れていってもらっていた。

 

そして、昼時になると、その工場内に設置してある自動販売機でカップヌードルを食べるのが、いつしか定番となっていた。

 

 

お湯も自動で注いでくれて、それを食べるのが子供ながらに楽しみで仕方なかった。

 

専用のフォークも付いていて、家で食べるカップヌードルとはまた、違った美味しさがあった。

 

自分の上に一人、兄がいるんだけれど、父親はなぜか僕だけを連れて行ってくれていた。

 

もっとも、兄は当時、既に中学生から高校生の年齢だったから、それなりに忙しかったのかも知れないんだけど。

 

そんな、懐かしいカップヌードルの思い出でもあり、父親との思い出。