昨日、名人戦の第2局が行われて、挑戦者の藤井聡太竜王が勝利を挙げ、開幕から2連勝。
七冠達成まであと2勝となった。
反対に渡辺明名人は2連敗とますます苦しい立場に追い込まれた。
今回、渡辺名人が名人から陥落すると、約20年ぶりの無冠となってしまう。
逆に言うと、この20年間、何かしらのタイトルを保持していたことになる。
羽生善治九段が無冠になった時もそうだったけれど、何だか一抹の寂しさが拭えない。
将棋に限らず、勝負の世界において、王者なる者は遅かれ早かれ、その地位を明け渡さないといけない時が必ずやってくる。
特段、渡辺名人の熱烈なファンではないのだけれど、一将棋ファンとして、残りの5局、何とか踏ん張って欲しい。