昨日、将棋の名人戦の第1局が行われて、藤井聡太竜王が渡辺明名人から白星をあげ、羽生善治九段に続く史上2人目の7冠に向け、幸先の良いスタートを切った。
将棋の棋戦には現在8つのタイトル戦があって、今期、藤井竜王が<名人>を奪取すれば、全冠制覇も夢ではなくなってくる。
その上、40年ぶりに<名人>の最年少記録を更新することになる。
若干20歳の青年が偉業を達成すれば、羽生九段が27年前に達成した7冠(※)フィーバーのように日本中が盛り上がることは間違いないだろう。
※当時はタイトル戦は7つだった。
昨日のAmeba TVでの中継でもおよそ500万人が視聴しており、それだけ関心の高さが窺える。
自分が20歳だった頃を振り返ると、もうパチンコ三昧の毎日で堕落の日々を送っていた。
この雲泥の差に、今となっては、もう笑うしかないのだけど。
さて、羽生九段の7冠達成時は、それほど将棋には関心がなく、ニュースで知るぐらいだったのだけれど、今回はリアルタイムで達成の瞬間を目に焼き付けることができるかも知れないので、楽しみである。
果たして、藤井竜王はこれから将棋ファンにどんな新たな景色を見せてくれるのだろうか。
ますます目が離せない。