しかし、今朝はあいにくの雨であった。
鳥居の前で一礼して、参道を歩きかけようとした時、鳥居の脇に設置してあるおみくじ掛け(おみくじを結んでおく所)の足元に3つほどおみくじが落ちていた。
どうやら、雨と風のせいで、結んであったおみくじが解けて、落ちてしまったようだ。
自分が拾って、結び直してあげようかなと思ったけれども、おみくじを引いた本人じゃないから、「何か違うなあ」と思い直し、結局そのままにしておいた。
でも、少し気が引ける。
そして、
「落ちたおみくじに何か意味があるんだろうか」
そんなことをふと思う。
普通、おみくじが地面に落ちていたら、「縁起が悪そう」と思ってしまうのが、ごく一般的な感情だと思うのだけれど、たくさん結ばれたおみくじから、厳選されて落ちたと考えるならば、これはむしろラッキーなことではないのかなと思えたりもする。
まあ、実際のところはただ単に結びが甘かっただけだったのかも知れないけれど。
落ちたおみくじは、案外、宮司さんが見つけて、結び直してるのかも知れない。
と、いろんなことを考えながら、神社を後にしたけれど、さすがに絵馬は落ちていなかった(笑)