サウナ用語で<ととのう>、つまり、サウナ⇒水風呂⇒外気浴を繰り返すことで一種のトランス状態にさせることだけれど、自分はどうもうまくととのえない。
多少、頭の中がフワフワする感覚はあるものの、十分にととのったとは言い難い。
むしろ、帰路の際のバイクに乗っている時の方が自分的にはととのっているような気がするのである。
多幸感とでも言ったらいいのだろうか。
車の往来が少ない、まっすぐ伸びる直線の道路を40km/hほどの低速でバイクを走らせる。
火照った体に風が撫でていく、あの感触こそ、僕にとっての<ととのう>ひと時と言ってもいいのかも知れない。
まさに至福の時間。
大切にしよう。