Life is very short

人生なんてあっちゅうま

美しく食べる

 

外食の際、カウンター席で自分の隣だった人が食べ終わって席を立ったあと、チラッと隣を見た時に、ご飯茶碗にご飯粒が何粒か残っている光景をよく目にする。

 

まあ、それだけでその人の性格や気性を推し量るのは早計だし危険なんだけど、パッと見、物を大切に扱えない、いい加減な印象を拭えない。

 

これが、茶碗の中にご飯が半分ほど残っていたのであれば、思いのほかお腹がいっぱいになって食べられなかったのだろう(他にも理由があるかもしれないが)とやや同情の念を感じてしまうのだが、ご飯粒が5、6粒ほどベットリ残っていたのであれば、それは単純に食事をする際のマナーの問題のような気がしてしまう。

 

ご飯でなくても、たとえば、秋刀魚の塩焼きを骨以外はきれいに食べ尽くす人は実に爽快であり、誠実さを感じる。

 

とどのつまり、綺麗に食事(完食)をする人はマナー云々というよりも見ていて単純に気持ちいいのである。