あんまりテレビを見ないので、著者の佐久間氏のことは全く存じ上げていなかったのだけれど、最近、ちょくちょくyoutubeでお顔を拝見するようになった。
加えて、本書がとても評判が良いと耳にしたのと、タイトルの「ずるい」にも魅かれて、早速、手に取ってみることにした。
いくつか、見たことのあるテクニックも書かれてはいるけれど、大部分は目に鱗的な術が散りばめられていて、とても参考になった。
・「すぐやる人」が結局は残る
・会社に「友だち」はいらない
・人を責めずに「仕組み」を変える
・「インプット」し続ける
・「メンタル」第一、「仕事」は第二
・悩みは「因数分解」で考える
タイトルに「ずるい」と謳っているものの、方法はいたってシンプルで、かつ実用的。
amazonのレビューにも書かれていたけれど、もっと若い時にこの本と出会いたかった。
そう思わせてくれる良書である。
結局、会社で生き抜いていくためにはただ、漠然と仕事をこなすだけではダメで戦略が必要なんだよね。
