久しぶりに光が丘公園を散歩する。
平日の午前中にもかかわらず、かなりの人出で賑わっていた。
風が冷たく、少し寒かったものの、青空が広がって、木々の間からは陽射しが注ぎ込み、小鳥たちがあちらこちらでさえずっている。
散歩にはうってつけのシチュエーションだ。
陽気にフルートを吹く初老の男性。
テーブル付きのベンチに座って弁当を食べている若い女性。
ベンチに座って草野球を観戦する高齢の男性。
他愛もない雑談で花を咲かせているお年寄りグループ。
ベンチに座って読書に勤しむ若い男性。
あと、家族連れがバーべキューをしたり、犬と戯れたり、子供たちとボール遊びをしたりと、見渡してみると、皆思い思いの余暇を楽しんでいる。
このゆったりと時が流れる空間の中にそれぞれの"幸せ"が存在する。
"幸せ"とは必ずしもドラマチックな感じで訪れるものではなく、こういうありふれた日常の中にあるのだなとしみじみ思った。
心地いい散歩が出来て満足。