既報の通り、藤井聡太王座が永瀬拓矢九段に156手で勝利し、シリーズ戦績を3勝0敗として、王座初防衛に成功した。
記事にもあるように、恐らく中継を見ていたすべての人が「うぉー」と、どよめいたことだろう。
最後の最後であんな「落とし穴」が待ち受けていたとは・・・。
永瀬九段の勝ちがほぼ確定していただけに、永瀬九段にとっては、何とも悔やみきれない幕切れとなってしまった。
一方、藤井王座にとっては、王座防衛を決めたことで、10/5から開幕する竜王戦に心置きなく集中できることだろう。
ただ単純に勝つのではなく、人々を驚嘆させて勝利する。
それこそが藤井将棋の神髄なんだろうなあ。