若くして、名声や栄誉を手にする人がいる。
現在であれば、例えば、プロ野球の村上宗隆選手や将棋の藤井聡太竜王のような、まさにこれからの新しい時代を担っていく人たち。
その一方で40歳、50歳の人生の折り返し地点で、才能を開花させる人たちもいる。
自分も歳を重ね、人生後半の生き方を模索している今、必然と後者の生き様に憧れを抱いてしまう。
そんな大器晩成で名をあげた人たちの功績をまとめたのが本書だ。
少し抜粋すると、
- 45歳で漫画家デビュー(ナニワ金融道)した青木雄二
- 48歳で世界初のインスタントラーメン(チキンラーメン)は開発した安藤百福
- 55歳から71歳まで測量を実施し、日本地図を作成した伊能忠敬
- 65歳でケンタッキーフライドチキンを創業したカーネル・サンダース
彼らの物語を読んでいると希望と勇気がもらえる。
何かを始めるのに遅すぎることはない。
そんなことを感じさせてくれる1冊だ。